防火・防炎ラベルについて

防炎

防炎とは、対象物に『炎が当たると燃えるが、炎を取り去るとそれ以上燃え広がらない』という性能のことです。自己消火性という『自ら炎の燃え広がりを停止する』働きによって発揮される力です。

防炎ラベル

発給までの流れ

消防法では、建物の用途や規模によって、防炎性能基準を満たしたカーテンやじゅうたん等の『防炎物品』を使用することが義務づけられています。防炎ラベルとは、そのような防炎物品に対して貼るラベルであり、『防炎性能を保証するための表示』です。

  • 防炎認定は、カーテン・カーペット・暗幕・どん帳・布製ブラインドなど、建築完成後に設置される『移動可能なもの』に適用されます

壁紙の防火性能

壁紙の防火性能は、壁紙単独ではなく、下地と壁紙との組合せによって決まり、防火性能が高いものから、『不燃・準不燃・難燃』の3段階のランクが設けられています。

建築築基準法では、火災発生時のリスクを下げるため『内装制限』という規定を設けています。それにより、建物の用途や規模によって、壁や天井に使用できる材料の防火性能が制限されています。

防火壁装施工管理ラベル

発給までの流れ

内装制限の規定に従い施工された壁紙に貼る防火認定ラベルです。
壁紙の『防火性能を保証するための表示』です。

  • 防火認定は、壁紙などの『移動不可能な』建材・仕上げ材に適用されます。