(株)インテリックス工場見学
去る7月18日、当組合青年部では和歌山市に本社を置く(株)インテリックス様のカーテン縫製工場へ見学に行って参りました。
生地の管理から各縫製の工程の説明、発送までの流れを丁寧にご説明頂きました。多くの作業は機械化されており、オートメーションでどんどんカーテンが縫製されていく姿は圧巻でした。作業をされている方みなさんも大変熱心でいきいきと作業されていました。作業の中には色んな工夫がされており、例えば緑のボールペンを必ず使うことで伝票等に文字を記載した際のインクがカーテンに誤って移ることがあっても緑でなければ工場内の作業途中で出たものではないと判別しやすくする取組や、誤って縫い針やはさみ等の刃物が梱包されないように各自の持ち物を必ず元の場所へ戻すこと、確認することを義務づける取組など感心致しました。また、同工場では海外からの作業員の方も多く、主にベトナムから出稼ぎに来ておられる若い女性もたくさんおられました。
工場見学の後は、場所を会議室に移して会社の成り立ちから現在の状況までを木村社長自らレクチャー頂きました。均一単価でカーテンを提供するという画期的な手法と、その為の製造の工夫、生地の開発等、正にカーテン大学のようでした。オリジナル生地のデザイン、無駄なコストを省く手段、設置工事まで手がけていくビジョン等、本当に圧巻のお話でした。
青年部の中には母親がミシンを踏んでカーテンを縫製していた、など懐かしい話も飛び交った見学会、改めて(株)インテリックスの従業員の皆様、木村社長に感謝の意をこの場でお伝えできればと思います。
青年部・東端秀典